手綱獲りの旅

いつのまにか時は流れおっさんになってしまってました。

いい人とかまじめな人とか、そういうのってダサいんですかね?

仕事柄大企業の技術職の人とかに会う機会があるんだけど、

酒を飲むと結構彼らは「昔悪かった」的な、あるいは「ほんとは結構テキトーにやってる俺」的なアピールをすることがある。

いい年してやめてくれ、とこっちとしては思うんだけど、

どうしてそんな態度をとりたがるんだろうと考えてみる。

 

おそらく彼らに、

「でもちゃーんと勉強して、一流の大学出て、大企業の安泰コースじゃないですか。

ぜんぜんはみだしてないし、ワルじゃないじゃないですか」

なんて言ったら、気まずい空気になるんだろう。

でもこれは間違ってないと思う。

察するに、そういうレールを外れていない自分が嫌なんだろうな。

 

しかし、どうしてそれがいやなんだろう。

大企業できちんと仕事をすることって、そんなにしょーもないことか?

はみ出して生きてりゃそれだけでかっこいいのか?

単にお人好しでまじめってんじゃつまらない人生か?

少なくとも私はそうは思わないな。

というか、本人好きでまじめやってんだったら他人がとやかくいうようなことじゃないよな。

 

昔っから、ヤンキー礼賛じゃないけど、とにかく地味にまじめにコツコツやる人はダサい、

というのをメディアは植え付けてくる。

 

勉強できる子 卑屈化社会

勉強できる子 卑屈化社会

 

まあ、「まじめにコツコツ」な「優等生」がはみ出し者に一発逆転される、というシナリオで溜飲を下げる人のほうが多いから

そういう筋書きにしたほうが儲かるということなんだろうと思うんだけど、

優等生側がそれを真に受けて優等生じゃないフリをする、

みたいなのがどうにも気持ち悪い。

いいんだよまじめな優等生で。

キモかろうがダサかろうが、それを本気で貫けば、中途半端にワルのふりしてるやつがたどり着けないところに行けるはずだよ。

ただ、やりたくもないのに優等生やってるってのはいただけないけどね。